乳がんに関するQ&A(検査編)
●乳がんに関するQ&A(検査編)●
●Q7:
マンモグラフィは、胸を挟まないと実施できないのですか?
●A7:
乳房は、胸壁の前についている臓器であり、正面からそのまま
レントゲン撮影を行っても、乳房の周囲にある心臓、肺、骨などが
重なって、乳腺の中についてはほとんど見ることが出来ません。
そこで、乳房だけを撮影しようと始められたのがマンモグラフィです。
始めは、板の上に乳房を載せて天井から撮影するという方法が
取られていましたが、乳房の中にある「乳腺」は、ぶどうのような
小さな房からなる立体的な構造であるため、そのまま撮影しただけでは、
1つ1つの重なりが多く、詳しく評価することが出来ませんでした。
この房の重なりを引き伸ばすことで、出来るだけ少なくしてから
撮影しようということになり始まったのが、現在一般的になった
2枚のプラスチック板で乳房を挟んで撮影する方法です。
挟んで乳房を引き伸ばすことは、乳腺の重なりを少なくすることと同時に
より少ないX線で撮影することが出来るため、被曝量を減らすことも出来ます。
●Q8:
「マンモグラフィ」と「超音波検査」どちらが良い検査なんですか?
●A8:
マンモグラフィと超音波検査は、それぞれに特徴があり、両方必要な場合も
ありますが、片方だけで診断に足る場合もあります。
マンモグラフィはレントゲン撮影で、原則として片方の乳房について
斜め方向と横方向の2方向で、乳房を2枚の板で挟んで固定し、撮影します。
(検診の時には、1方向の場合もあります)
「石灰化」といわれるような、乳房の中の小さな影を鮮明に映し出すことができ、
乳がんのサインとして、乳がんの発見に役立つことがあります。
また、石灰化以外にも乳腺の全体像を映し出すことから、
左右を比べることで、わずかな乳腺の変化を捉えることができます。
適正基準に従って撮影されていれば、前回の撮影との比較が
客観的に出来るため、検診に適していると言われています。
撮影に伴うX線の被曝量はわずかで、検診や通常の検査の場合は
安全性が確立されています。
妊娠中や若年の方に繰り返して撮影するのは不適切です。
また、若年の方や乳腺症の方など乳腺内の繊維成分・水分が
多い方は撮影を行っても、乳腺の濃度が濃厚であるために、
十分な評価を得られる写真が撮れない場合もあります。
このような場合、超音波検査が乳腺の情報を知るのに威力を発揮します。
超音波検査は痛みや被曝を伴うこともなく、乳房の状態について
検査をしている者がその場で評価できます。
現在は、詳細な乳腺を構造を写し出し、乳腺の中の血管分布の様子も
観察できるようになっています。
小さなしこりについては、超音波の方が検出される傾向にありますが、
石灰化についてはマンモグラフィには及びません。
また、検査時に異常に気が付かれなければ、後で写真を見直しても
異常が見つかることはほとんどありません。
さらに、前回との比較をする場合も同じ病変を見ているかどうか疑問があるなど
やや客観性に欠けているため、検診への導入が遅れています。
いずれの場合も、両方の検査を上手に組み合わせたり、
適切に選んだりすることが大切です。
それぞれの乳房の状態で異なりますので、検査を受ける際、
医師に相談することをお勧めします。
●Q9:
男性でも乳がんになるのですか?
●A9:
男性も乳がんになります。
ただし、女性ほど多くの方がなるわけではなく、
女性の1/100〜1/200くらいと言われています。
男性乳がんの平均年齢は65歳くらいです。
症状は、乳頭下のしこりや血性の乳頭分泌です。
乳がんは、乳頭より少しずれた位置にあることが多いようです。
何か異常を感じたら、乳腺外科や乳腺外来など専門医を受診し、
医師にご相談下さい。
>>基本編も読んでみる。
(参考資料:Breast Care)
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●Q7:
マンモグラフィは、胸を挟まないと実施できないのですか?
●A7:
乳房は、胸壁の前についている臓器であり、正面からそのまま
レントゲン撮影を行っても、乳房の周囲にある心臓、肺、骨などが
重なって、乳腺の中についてはほとんど見ることが出来ません。
そこで、乳房だけを撮影しようと始められたのがマンモグラフィです。
始めは、板の上に乳房を載せて天井から撮影するという方法が
取られていましたが、乳房の中にある「乳腺」は、ぶどうのような
小さな房からなる立体的な構造であるため、そのまま撮影しただけでは、
1つ1つの重なりが多く、詳しく評価することが出来ませんでした。
この房の重なりを引き伸ばすことで、出来るだけ少なくしてから
撮影しようということになり始まったのが、現在一般的になった
2枚のプラスチック板で乳房を挟んで撮影する方法です。
挟んで乳房を引き伸ばすことは、乳腺の重なりを少なくすることと同時に
より少ないX線で撮影することが出来るため、被曝量を減らすことも出来ます。
●Q8:
「マンモグラフィ」と「超音波検査」どちらが良い検査なんですか?
●A8:
マンモグラフィと超音波検査は、それぞれに特徴があり、両方必要な場合も
ありますが、片方だけで診断に足る場合もあります。
マンモグラフィはレントゲン撮影で、原則として片方の乳房について
斜め方向と横方向の2方向で、乳房を2枚の板で挟んで固定し、撮影します。
(検診の時には、1方向の場合もあります)
「石灰化」といわれるような、乳房の中の小さな影を鮮明に映し出すことができ、
乳がんのサインとして、乳がんの発見に役立つことがあります。
また、石灰化以外にも乳腺の全体像を映し出すことから、
左右を比べることで、わずかな乳腺の変化を捉えることができます。
適正基準に従って撮影されていれば、前回の撮影との比較が
客観的に出来るため、検診に適していると言われています。
撮影に伴うX線の被曝量はわずかで、検診や通常の検査の場合は
安全性が確立されています。
妊娠中や若年の方に繰り返して撮影するのは不適切です。
また、若年の方や乳腺症の方など乳腺内の繊維成分・水分が
多い方は撮影を行っても、乳腺の濃度が濃厚であるために、
十分な評価を得られる写真が撮れない場合もあります。
このような場合、超音波検査が乳腺の情報を知るのに威力を発揮します。
超音波検査は痛みや被曝を伴うこともなく、乳房の状態について
検査をしている者がその場で評価できます。
現在は、詳細な乳腺を構造を写し出し、乳腺の中の血管分布の様子も
観察できるようになっています。
小さなしこりについては、超音波の方が検出される傾向にありますが、
石灰化についてはマンモグラフィには及びません。
また、検査時に異常に気が付かれなければ、後で写真を見直しても
異常が見つかることはほとんどありません。
さらに、前回との比較をする場合も同じ病変を見ているかどうか疑問があるなど
やや客観性に欠けているため、検診への導入が遅れています。
いずれの場合も、両方の検査を上手に組み合わせたり、
適切に選んだりすることが大切です。
それぞれの乳房の状態で異なりますので、検査を受ける際、
医師に相談することをお勧めします。
●Q9:
男性でも乳がんになるのですか?
●A9:
男性も乳がんになります。
ただし、女性ほど多くの方がなるわけではなく、
女性の1/100〜1/200くらいと言われています。
男性乳がんの平均年齢は65歳くらいです。
症状は、乳頭下のしこりや血性の乳頭分泌です。
乳がんは、乳頭より少しずれた位置にあることが多いようです。
何か異常を感じたら、乳腺外科や乳腺外来など専門医を受診し、
医師にご相談下さい。
>>基本編も読んでみる。
(参考資料:Breast Care)
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